2018年4月20日(金) 06:02 JST
こちらは現在標準機の
テクニクスSL1200
ピッチコントローラーを
使ってBPMを操作
いわゆる普通のレコードプレーヤーですがDJ用のは少し機能が違います。
まずピッチコントローラーといわれるコントローラーがついています。これは曲同士をつなげるときに使います。
例えば前にかけている曲のテンポ(BPM)が速いときに、今からかけようとする曲の再生速度をあげて同じBPMにし一つの曲の用にミックスすることができます。
普通のレコードプレイヤーはベルトドライブと呼ばれる仕組みでレコードを回転させていますが、DJ用はほとんどダイレクトドライブという仕組みでレコードを回転させます。
ダイレクトドライブはベルとドライブと比べレコード盤を回転させる力が強いのでレコードを頭だし(頭から再生)するときに上手く再生できます。
逆にベルトドライブだとスクラッチなどの動きに向いているように作られていません。
しかし中にはベルトドライブのDJ用のもあるので買うときは注意してください。
注:手っ取り早く安くミックスしたい人意外にはお勧めしません。
アナログがつかえます
アナログプレーヤのメリットはまずアナログレコードを使えることです。
アナログでしか出ていない音源がクラブミュージックでは良くあることなのでこれは大変重要です。
アナログレコードの特徴として音質がクラブミュージックに向いている(低音が大きい)などのメリットがあります。
といよりはクラブの音のセッティングがアナログ用になっているといったほうが正しいのかも・・・
微妙に少しだけ再生さ
せてずれを直したりが
可能
アナログレコードで操作をするときに直接レコードに触ることができるので微妙な操作ができピッチをあわせやすいです。
また操作性が機種によって極端に差が出ることがなく他人の物やクラブで実際にやる時に戸惑うことが少ないです。プラッター(レコードを回転させる部分が)回転できるタイプのCDJだと同じような感覚で操作できます。
スクラッチとは、レコードを手で前後に動かして(擦って)音を出すテクニックです。
最近ではCDJでも可能にはなってきましたがまだアナログのような音は出なく、また操作感がCDJとアナログでは大きく違います。 (とまあこれを書いたのは2004年ごろの話ですが最近ではCDJでスクラッチをする人が増えてきましたのでアナログだけのメリットともいえなくなってきています。)
アナログレコードは流れている音楽によってレコードの溝の深さや形が大きく違います。
盤面を見ることによって曲が次にどうなっていくかを予想することができます(CDJにも一応パイオニアのCDJ1000という機械で似たようなことは可能です。)
アナログレコードは直接針を置いて再生してるため手で針を持って動かせば好きなところから再生することができます。 イントロ飛ばしてサビから再生が簡単に行えます。
CDJだと曲の真ん中あたりまで飛ぶには早送りしかないので、飛ばした位置が曲のどの部分なのかを探すのが難しいです。
アナログレコードはメーカーによって極端に音質のばらつきがあったりします。
また新品で売っているものでもレコード盤が曲がって再生しずらい物があります。(店によっては交換してくれる場合があります。また自宅で保存しているときに斜めに立てかけておいたら折れ曲がってしまうこともあります。
折れ曲がったら即聞けなくなるわけではありませんが音が飛びやすくなります。)
アナログレコードはレコード盤に針をあてて音を出すのでレコード再生しているうちにレコード針にレコード盤が削られていき音質が悪くなります。
レコードは専門店でしか置いてある店がないので手に入れるのが難しいです。
また一度品切れになると再販される可能性が少ないのでほしいと思った音源が手に入らないことが多いです。
またそうして手に入らなくなったレコードなどが中古レコード店でプレミアがついている場合があります。
通販はシスコやテクニークなどで可能です。
アナログプレーヤーはレコード針やスリップマットなどの初期費用が本体とは別に初期費用のコストがかかります。 またレコード針は消耗していくので買い換える必要があります。
セットで買ったほうがお得であるという場合もあります。
CDJはCDでDJをするために設計されたプレーヤーです。
CDJには大きく分けて4つの種類があります。
CDJ一台にCDが入る個所が一個所のシングルデッキとシングルデッキが二つくっついたようなダブルデッキがあります。
最近ではほとんどシングルデッキになっており、省スペースにしたいとかいうわけでない以上ダブルデッキは特に選ぶ必要もないと思います またそれぞれにスクラッチができる機能の有無で分かれます。
また各社で規格が統一されていないので性能が大きく違います。例えばCDの再生位置を設定するCUEの使い方がパイオニア製とその他のメーカーで違います。
CDJのメリットはなんと言ってもCDが再生できることです。これからDJをはじめるにあたって今まで買っていたCDが使えるのは大きいです。また アナログレコードでは難しい自作曲の再生が可能になります。
CDは再生するときにレーザーを使うので再生していて音質が劣化することがありません。
しかしCDそのものが寿命になったら再生できなくなります。
CDが発売された当時は30年ぐらいもつといわれていました。
CDを置いてあるみせはほとんどなのですぐに手に入る場合が多いです。
また中古CD屋でも安く手に入れることができます。
自分で作った曲がをCDで焼けば気軽に使えます。
スクラッチ用のコスリネタも自作可能なので面白いネタなどが作れると思います。
これが一番のデメリットだと思います。
アナログだとイントロ部分が64小説ぐらいあってミックスする余裕が十分あるのにCDだとほとんどなくミックスしズらいことがよくあります。
またアルバムで買うと曲間がつながっていてその分短くなっていることがよくあります。
アルバムではなくシングルを買うとアナログと同じバージョンが入っている場合もあります。
CDはアナログと違い人間の耳に聞こえない音域をカットしています
。また高音域の音色が強調される傾向があります。そのためにアナログレコードの次にCDを再生するときは高温がやけに目立つなどということがあります。(ミキサーをいじれば多少は解消できるそうです。)
最近はそれを解消できるような機能のあるCDJが発売されてきました。
CDJはメーカーによって操作感が大きく違います。
そのために自分の持っているCDJと実際に現場で使うときに操作法の違いで戸惑うことがあります。
またCDJを置いていない店も多いのでその場合は自分たちで持ち込む必要もあります。
CDはレコードみたいに針を持ち上げることができず。
曲の再生個所を探すにはJOGダイアルを使うかはや送りをするかしかありません。
特に曲の途中から再生しようとするときに再生ポイントを探すのに時間がかかります。
あまりここで時間を使うとミックスする時間が少なくなってしまいます。
最初からキュー位置を記憶しておけばいいのですが・・・
CDほどとはいいませんが持ち運びに便利です。
ノートパソコンと専用機材があればいいです。重いレコードを持ち運ばなくてもよいです。
自分の環境を持ち込める。
パソコンごと持っていくので家で練習していた環境をそのまま持ち込めます。
CDJなどでの機種別の操作性の違いがありません。
ソフトによってはコントローラー、オーディオインターフェイスなどがすべて入っているのもありミキサーなどにつながなくても1台でDJができてしまいます。
クラブ側のミキサーが埋まってたり付け替えなければいけない場合など付け替える必要があったり接続ができないということもあります。
MP3などでよく言われることです。
CDからMP3に変換するときに人間に認識できない音域などをカットして圧縮するため音質が悪くなってしまいます。
音質を少しでもよくするためには知識が必要になります。
ここではMP3DJに必要なものを紹介します。物によってはオールインワンでコントローラーなどに全部内蔵されているものもあるのでその場合はパソコン以外は必要ないです。
できるだけ性能のよいノートパソコンがよいと思われます。パソコンはWINでもMACでも問題ないと思います。
パソコンから出力できるのはスピーカー部分の1つだけです。
DJをやるにはMIXした音楽をスピーカーから出すのともう一つヘッドフォンでモニタリングするための出力が必要です。そのためにサウンドカードなどのインターフェイスが必要です。
DJするとき何で操作するのかといわれてもマウスとキーボードだけでは微妙なミックスができないと思います。そのためにDJプレイをコントロールするためのコントローラーが必要です。
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